女性恐怖症

女性恐怖症は、男性恐怖症と逆で、多くの場合男性が女性にたいして恐怖心を抱いてしまう恐怖症です。女性と話をするのが極端に苦手だったり、赤面してしまったり、一緒にいると不快感を覚えたりと、その症状はさまざまで、話をするのは平気だけど触られるのは嫌だったり、目を合わせて話をすることも出来なかったりと、程度にも違いがあります。この女性恐怖症の場合も過去のトラウマが原因となっていることが多く、子どもの頃に母親から虐待を受けていたり、周りの女の子から意地悪をされていたりといったことがトラウマになっていることもあります。また、性的ないたずらをされたことがトラウマになって、大人になっても女性への恐怖心が消えないという人もいます。こうしたトラウマになるような体験は、たった一人からされたことであっても女性全般に恐怖心を抱き続けるほどの影響を与えるのです。多くの男性は、思春期に女性を意識するあまりこれに似た体験をすることがありますが、それは一時期のみのことで、それを過ぎるとまた普通に女性に接することができるようになるので女性恐怖症とは言いません。大人になっても女性と接することに慣れることができず、話をすることもままならないという場合に女性恐怖症だと言われます。中には女性同士の裏切りやいじめを受けたことで、女性が女性恐怖症になることもあるようです。

女性恐怖症を克服するためには、男性恐怖症同様、過去のトラウマを乗り越えて女性に慣れることが大切です。女性と全く話ができないというのは、社会生活上かなり不便を強いられますので、改善したいという人は多いでしょうが、効果を急ぐのは禁物。焦って無理に女性と接しようとしても逆に不安を増大させて恐怖心が強くなってしまうともあります。少しずつ時間をかけて女性と接することに慣れていきましょう。

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